たましいの帰省先

日々について

劫初

劫初(ごうしょ)は、仏教用語で世界のはじまりのことを指します。

友達が増えるということは、この頃ではあまり起こらないイベントだと思います。新しく知り合うには結構体力を使う。それを億劫に思ったり、尻込みしたりしないように心がけたい。

私が生きている人生は20数年前に始まって、これから先60年くらいは続いていく(といいと思う)。毎日寝て起きて、誕生と死を繰り返して進んでいくことを私はとても尊いことだと思っています。毎日目を覚ますと世界が始まっていく。

いつも、できるなら、世界が始まっていくことを楽しみに目覚めたいと思う。寂しかったり悲しかったりばかりの日々を過ごしているけれど、それが私は好きです。電車の窓から白っぽい家々の屋根や集合住宅の窓を見たり、そういった静かな瞬間が紛れ込んで、かなり日々に満足しています。

寒くなって、年の瀬が近づいて、なんとなくソワソワするのが楽しい。今年も穏やかに終えたい。

そういえば、目の下のクマがひどいのでテディというあだ名をもらった🐻